2018年3月31日土曜日

3月31日 はい,年度末です.

気がつけば2017年度も本日で終了のようです.毎年のことですが,年が明けてからあっという間ですね.

センター内は年度末などという雰囲気は微塵もなく,初療対応はもちろん,集中治療室での大がかりな創部洗浄,熱傷処置などなど盛り沢山な毎日です.明け方にはECMO導入を行いましたが,指導医監督のもと若手の原先生,松村先生でスムーズな導入が完遂されました.症例の経験って大切です.


そんな年度末の夕方,チラッと運航管理室をのぞいた前山先生の目にうつったのは・・・


2017年度も病院前救急診療は非常に活用されました.関係者の皆様,ありがとうございました.多くの方々を救い上げることが出来ました.この数は関係者全員が同じ方向を向いて邁進している証しです.

さて年度末は人事異動が行われます.今年度もTECCMCにご尽力いただいた方々が各方面に移られます.

ICU師長,HCU師長の両名が院内異動です.同じ組織内にTECCMCの真髄を理解されている管理職がおられることは非常に心強いものです.引き続きよろしくお願い申し上げます.


救命看護部も2名が退職,異動されます.新天地でのご活躍を祈念しております.良い人材なので異動は非常に残念であります・・・最終日にセンター長へご挨拶.社会人としてもキチンとされてます.


救命医局は金先生が3年間の研修を終えられ埼玉に帰られます.豊岡の夜の街に沢山のお金を落としてくださりありがとうございました.経済活性の一端を担ったものと拝察します.多くの方々に見送られ,飛んで行かれました.いつまでもその「適当さ」を大切に!


2018年度もさらにさらに飛躍するぞーーーーーーーー










2018年3月27日火曜日

3月27日 重症外傷も多職種勉強会も

前山先生からの投稿です.

晴れた春の日,ドクターヘリが挟まれ外傷要請に飛び立ちました.救出に30分以上かかる現場,挟まれた部位からは持続的な出血を認め頸動脈がわずかに触れるショック状態!


救急救命士が特定行為で静脈路を確保し輸液を行ってくれています.まだ虚脱した末梢静脈でしたが,追加の静脈路を18Gで清水フライトナースが確保!非常に足場が悪い中,片足立ちで体をひねりながらの気管挿管.救急医の腕とAirway Scopeの真髄が発揮された瞬間です.医療行為,治療と同時に救助活動が続きます.「OK!!」救助隊の声と共に救助された傷病者を安全な場所へ移動,出血部に止血ガーゼを詰め込んでヘリ収容します.

ヘリ内でFASTを施行しながら,「出血性ショック,ショックモード+REBOA準備ーーー」の一言だけTECCMCに連絡します.TECCMCのヘリポートにドクターヘリが着陸,5名の救急医が待ち構え,あっという間に手術,IVRと蘇生完了!あとは集中治療で引き続きの安定化と後遺症軽減に向けた治療が行われます.

フライトドクター接触時の予測生存率23%.救急車による陸送に比べ,医師による医療介入は50分以上短縮され搬送時間も40分以上短縮されました.いつもながらの消防力,ドクターヘリの活用,基地病院の救命救急センタースタッフの体制・能力が十二分に連携,発揮され救命につながった事案です.重症外傷の救命事案は当たり前となった地域ではありますが,関係機関のseamlessな協力が常にあってこそとあらためて実感した前山 (-0-0) でした.関係された消防の皆様,スタッフのみんな,本当にありがとうございました!

帰院後は自らの洗浄も大切なお仕事.泥落とさないとね.


そんな外傷診療を速やかに終了し,本日は今年度最後のTECCMC多職種勉強会.テーマは「子供の見方!」後藤先生,小児ナースチームから熱っっっっっっい講義と実技実習を頂きました.あざーす! 


小児の集中治療管理,虐待,実技も含めて大変勉強になる勉強会でした.来年度も臨床実践に直結する多職種勉強会を企画します.

本日もお疲れ様でした.



2018年3月26日月曜日

3月26日 鳥取県ドクターヘリ就航

3月26日 52機目のドクターヘリが鳥取県に就航しました.基地病院は鳥取県西部の鳥取大学附属病院です.
http://www.nnn.co.jp/news/180327/20180327026.html


公立豊岡病院ドクターヘリ事業同様,関西広域連合の事業になります.関西広域連合の中では7機目のドクターヘリになります.公立豊岡病ドクターヘリと共に日本海側を連携して守ります.

そんな関係から鳥取県,鳥取大学の要請を受け,この1月から公立豊岡病院但馬救命救急センターが運航に関する支援をさせていただきております.週1〜2回,センター長が大学にうかがって医療スタッフの皆様と色々なことを立ち上げていきます.当事業立ち上げから現在に至るまでのノウハウをしっかりとお伝えしていきます.2月には大学の職員向けの講演会を企画していただき,ドクターヘリの基地病院になることって? という内容でセンター長がお話しさせていただきました.


そして資機材バックも豊岡仕様のものをご紹介させていただきました.鞄の産地,聖地・豊岡クオリティの資機材バッグです!


26日,就航式が終わり13時から運航開始! 同日は2件の要請,1件の実働でした.センター長が指導者として乗り,鳥取大学スタッフをしっかりサポートさせていただきました.これからしばらくはセンター長,前山先生,後藤先生がドクターヘリ事業の支援にうかがわせていただきます.

環日本海,山陰地方を2機のドクターヘリでがっちりと連携していきましょう!鳥取県ドクターヘリ事業の安全運航と有効活用を祈念しております.







2018年3月23日金曜日

3月23日 平成29年度ドクターヘリ安全研修会・全体症例検討会

平成29年度ドクターヘリ安全研修会・全体症例検討会を豊岡病院で開催しました.120名を超える方々にご参加いただきました.


毎年恒例となった多職種参加によるドクターヘリ安全運航継続に向けた取り組みです.今回はチーム活動について講師の方からご講演を頂き,ヒューマンエラーについて学びました.


その後、フライトナース,パイロット,いくつかの消防機関から地域医療におけるドクターヘリの役割というテーマのもとご発表を頂き,パネルディスカッションを行いました.座長は前山先生と後藤先生.パネルディスカッションは座長の役割,責任が重大です.さて,上手く議論しまとめられましたか?


公立豊岡病院ドクターヘリは,運航から丸8年,累計12000件の出動を数えました.今一度どのようにドクターヘリを活用するか? 本音で議論した内容を各消防本部,地域に持ち帰って熟考してみて下さい!

ご参加いただきました皆様,ありがとうございました.引き続きよろしくお願い申し上げます.



2018年3月20日火曜日

3月20日 春

本日はドクターヘリ消防本部別症例検討会を綾部市消防本部で開催しました.綾部市立病院のスタッフの方にもご参加いただきました.ドクターヘリを地域救急医療体制の中でいかに有効活用するかを常に考えられている本部と市立病院です.非常にレベルの高い議論を行うことが今回も出来ました!4月からファーストフライトドクターに任命された佐藤先生も大満足の検討会でした.


この時期,スキー場の雪は残りわずか.ランデブーポイントから傷病者のところに運んでくれる雪上車も土上車の様相です.乗り心地は決して良いものではありませんが,歩くよりも速く,移動手段にはかかせません.地域の皆様のご協力に感謝です.


但馬の空にはドクターヘリ,コウノトリの他,この時期は“花粉”も飛んでいます.外での仕事が多いフライトスタッフは“花粉”に容易に暴露されます.某無敵のフライトドクター・まついだいさく先生ですら今年は花粉にやられちゃっています.目と鼻はぐじゅぐじゅ,まともに目が明けていられない結果が・・・貼り直して下さいよーーー


機内では心の叫びが・・・


こんな姿はなかなか見られないので,本人の承諾を得てご紹介.皆様,晴れた春の日は粘膜も腫れるのでご注意,ご自愛下さい by D-SAKU MACHUI