2012年4月28日土曜日

4月28日 多数傷病者に対応するには.

最近,多数傷病者事案が続いています.ドクターヘリ,ドクターカーで現場に入る事が日常となっているTECCMCのスタッフおよび運航スタッフ間で勉強会を行いました.

まずは事例,実対応の報告をゴールド,シルバー,ブロンズエリア毎,すなわち院内(運航管理室,初療),現場指揮,医療対応に分けて検討を行いました.消防と協力し合い,指揮命令系統の確立と徹底,現場指揮者は最後まで現場に残り対応,統制を行うなどなどの再確認を行っています.

現場は消防が,医者は病院で待っている.そんな昔の考え,対応では本当の救命救急医療は行えません.早期医療介入,現場から消防との協力あってこその地域救命救急医療です.

おまけで,センター長の勉強会講義スライド(スライドショームービー)の抜粋を掲載します.JR福知山線列車事故以来,全国各地でしゃべってきた内容です.どうぞ御参照ください.