2012年10月24日水曜日

10月24日 FBもご覧下さい^^

本日はドクターカー運行調整委員会が開催されました.
当センターのドクターカーは但馬地域3市2町の補助金事業.基地病院,消防,行政とより良い事業にするために一同に介し協議です.

各関係機関のご理解,ご協力により,ドクターカー事業も地域にとって有効活用されております.今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます.


さて,当センターの日常的な出来事をFace Bookにてつぶやいております.是非,そちらもご参照下さい.
 TECCMC FB: http://www.facebook.com/TECCMC





2012年10月20日土曜日

10月20日 お話ししてきました

本日は京都府京丹後市にある峰山高等学校のPTAの皆様にお招きいただき,1時間半ほどお話しをさせていただきました.

京丹後市は京都府の北部(丹後地域),日本海に面する街です.当センターのある豊岡市のお隣,医療圏,生活圏の一部は豊岡市にもなっています.そしてもちろんドクターヘリの運航エリア.しかし残念ながら未だドクターカーの運行エリアにはなっていません・・・同心円では十分カバー可能なエリアなのですが,まだまだ行政側の理解などが得られません.地域救急医療システムの一部と考えていただければと思うのですが・・・


さて秋晴れの中,会場である「京丹後市アグリセンター大宮 多目的ホール」に到着です.TECCMCから安全運転の自家用車で約50分.おお,こんな大きな看板が!


本日のお題は「救命医療の現場から 大切な命を守るために」です.


1)日本の救急医療の現状
2)地方の救急医療の現状
3)救命の連鎖;一般市民の勇気が救命率を上げている
4)早期医療介入の重要性
5)適切な病院選定,搬送の必要性
6)救急医療システムの手段;ドクターヘリ,ドクターカー
7)そしてその効果
8)救急医療は「地場産業」「チーム医療」

こんな内容でお話ししました.100名を越える方々にお越しいただきました.企画,運営を担当されました関係者の皆様に感謝申し上げます.


地域に根付いた救急医療を行うには,地域住民の皆様のご理解,ご協力が必要です.その地域の現状,既存の医療システムなど,伝わっていない事実があるのが現状です.今後もこのような機会があれば,出かけていきたいと思います.


本日はありがとうございました.







2012年10月19日金曜日

10月19日 救急集中治療医

TECCMCのドクターの任務は,
・病院前救急診療:ドクターヘリ,ドクターカー
・初療&ER
・根治的治療:緊急手術(外傷,急性腹症など),緊急内視鏡,TAEなど
・集中治療
・一般病棟管理
・follow外来
・災害時派遣(DMATなど)
・消防との事後検証
・医学教育
などなどです.病院前からチームで診断,治療を行い,入院管理,外来フォローまで行う幅広く,奥行きの深い救急集中治療を目指しております.こんな環境で救急集中治療を実践したいという医師,看護師の皆様からのご連絡をお待ちしております!


ここ数日は秋晴れ.北近畿地方は過ごしやすい毎日です.ドクターヘリの機体も青空に映えます.


現場出動では早期医療介入,医学的な観点からの病院選定など有効に活用されるドクターヘリ,ドクターカーです.

外傷事案,現場で傷病者は意識レベルIII桁,胸部外傷を合併した低酸素状態.TECCMCまで陸送なら40分以上かかる地域.覚知同時要請にて降り立ったフライトドクターにより外傷初期診療がなされ(緊急度が高い症例であり,機内収容しフライト中にエアウエイスコープを用いた気管挿管など施行),primary surveyをクリアした状態でTECCMCへ搬送です.現場での予測生存率は50%.医療介入が30分遅れていれば失った命かもしれません.消防の的確な判断に始まる地域救急医療システムが上手く作動した事案です.

(写真と上記事案は無関係です)


TECCMC ICUには重篤な患者さんが入床されます.当科医師,各科医師,そしてTECCMCの看護師が協力し合って治療にあたります.

術後の呼吸不全,ICUへ転棟し気管挿管,APRVでの呼吸管理そして原因検索.呼吸状態が悪すぎてCTに移動出来ず.ICU内で診断的腹腔洗浄から緊急開腹へ.acute care surgeryの知識と経験を提供し,open abdominal managementと急性血液浄化療法,そして悪化する酸素化にはECMO(人工肺)の装着.夜を徹した重症管理が始まります.隣のベッドでは血液浄化療法から離脱した敗血症性ショックの患者さんが穏やかに休まれています.


救急集中治療医を中心とした救命チーム.日々の地域医療にもっともっとお役に立てるよう精進いたします.本日はTECCMCのある1日を題材に救急集中治療医の一面を紹介しました.






2012年10月17日水曜日

10月17日 HEM-Netシンポジウム

本日は東京で開催されました「HEM-Netシンポジウム」でセンター長が発表しました.


ドクターヘリの広域運用をテーマに,府県の枠組みを越えた(枠組み不要)運用,消防防災ヘリとの連携,災害時運用などにつき発表,ディスカッションが行われました.

センター長の発表スライドの一部を掲載します.演題名は「行政の枠にとらわれない公立豊岡病院ドクターヘリ事業〜3府県から関西広域連合へ〜」です.






上手く運用されている反面,まだまだ理解,協力が得られていない地域が存在している現状があります.これを解決する術がないものか・・・いまだ模索中です.ただ,ドクターヘリが全てではなく,地域救急医療システムの一部として有効に活用されるべきです.基地病院の「質」の向上,平時からの消防との連携,地域住民の理解と協力,ドクターヘリを補完するシステム(ドクターカーなど)などがあってこそ,ドクターヘリに焦点があてられるべきと考えます.

今年度下半期も日々の救急医療に邁進いたします.よろしくお願い申し上げます.







2012年10月13日土曜日

10月13日 今年度3回目の院内災害対策机上訓練

本日13時から3時間,今年度3回目の院内災害対策机上訓練を行いました.秋晴れの午後,院内の講堂に初期研修医の先生はじめ多職種の方々にお集まりいただきました.本日は参加者も多く,2 tableで開催しました.お疲れ様です.


3回目ともなると,発災から災害対策本部の立ち上げまでも比較的早くなります.でもまだまだ課題点は山積みです.院内災害対応マニュアルの改訂を含め,今後も粛々と備えをしたいと思います.

運営者)
 センター長,前山先生,毛戸看護師,金谷看護師,災害対策委員会

ドクターカー担当の番匠谷先生,明けの中嶋先生は見学です.DMAT隊員の2人の目にはどう映ったでしょうか?


TECCMCでは毎朝ICU/HCUの回診を勤務者全員で行います.前勤務者から当日勤務者への引き継ぎ+治療方針の確認+検討.重症者のところでは,じっくりと時間をかけて方針の検討を行います.

回診の後は一斉に治療,処置が開始されます.本日も気道,呼吸,循環の安定化を目指して粛々と集中治療を提供です.



ドクターヘリ,ドクターカーは現場から今日も治療を開始します.重複事案のホットローディング引き継ぎ・連続出動,フライトドクターの分散治療,複数傷病者のピストン搬送・・・消防の協力,理解をいただき,スムーズな対応を日々行う事が出来ています.

ヘリ要請がかかれば一斉PHSが鳴ります.そうなれば院内からヘリポートまで駆け足!要請から約4分でドクターヘリJA822Hは離陸です.

機内では現場状況を気にしつつ,薬剤,輸液などの準備を行います.

ランデブーポイント,現場直近など消防の安全管理,協力のもと着陸します.その後は救急車の到着を待ったり,支援車で現場に向かったりと事案によって対応を決めます.



ランデブーポイントで救急車を待つフライトチーム.消防の方との情報共有も待ち時間の大切なお仕事です.

ミッションから解放されたフライトチーム.この日はレディースチーム.女医さんが4人いるTECCMCでは珍しくない光景かも.
 


センター長が隣に座ってた某まえや○先生を撮影する際に,ズームを解除せずに“パシャっ”・・・某まえ○ま先生の黒縁眼鏡の拡大写真の出来上がり^^; 写真の扱いに困ってブログ,FBにアップだそうですm(_ _)m 


急に朝晩が冷え込み始めました.温度差が血管系の病気には良くありません.皆様,どうぞ気をつけてください.




















2012年10月11日木曜日

10月11日 記念動画を作ってみました

先日の大阪千里メディカルラリーの画像をスタッフの皆様から提供いただき(事後承諾で使わせていただき・・・)こんな記念動画を作ってみました.今までの3年分もこれを期に作ってみたいですね^^ お楽しみ下さい.







2012年10月9日火曜日

10月9日 3連休も終わり・・・

世間は3連休でした.TECCMCや世間の救命救急センターには連休なんぞ関係はありません.救命救急センター,救急外来は大賑わい・・・そんな中でも,メディカルラリー優勝というお土産を引っ提げて,ラリーメンバーはじめセンタースタッフは意気揚々と日常診療に邁進するのでした.


但馬地域はすっかり秋の気配です.雨上がり,ヘリを迎える虹も珍しくありません.虹の向こうに見えるは豊岡病院.小高い丘の上の病院なので,山の中にそびえ立つ要塞みたいですね^^;

連休中,ヘリ,カーともに休みはありません.適切な要請はコンスタントです.ヘリ重複事案では,いつも通りにドクター1人降ろして初動対応,別事案にもう一人のフライトドクターが飛んで初動対応.搬送手段は救急車?ヘリ?ヘリピストン?事案内容や,発生場所でフライトドクターの責任者が決めます.このようなミッションももはやお手の物.個々人のフライト件数は一体何件になってるのでしょうか??ちなみにセンター長はこの2年半で1500件近く出動しているらしい.医療は経験,だから数は力となります.その成果はOn & Off the jobで証明されています.


連休中のヘリの現場の一部.ランデブーポイントで救急車を待つフライトスタッフ.トーマスバックとのバランスがおかしくないですか,お二人とも??

 ランデブーポイントから支援車で現場に!ポンプ車の後部座席に乗せていただき患者さんのもとへ.中嶋先生はトーマスバックに隠れちゃいました・・・


今宵は緊急手術も重複.長嶺先生執刀,岡先生,センター長チームと佐々木先生執刀,永嶋先生,岡先生(前症例からスライド)チームでサクッと終了です.お疲れ様でした.


夜勤明け,力尽きて医局の椅子で爆睡する三浦先生.「いやいや寝てませんよ.ちょっと・・・」

そうです.

こんな医局員の言い訳にも使えるアプリって良い時代になりました.


秋の夜長,皆様どうぞ御自愛下さい.







2012年10月6日土曜日

10月6日 大阪千里メディカルラリー,救急医療者の大運動会!

本日は第10回+1回目の大阪千里メディカルラリーが開催されました.日本のメディカルラリーの発祥,老舗のラリー,まさに元祖・救急医療関係者の大運動会!

TEAM TECCMCは3年連続の出場.毎年恒例となった2日に1度のチームミーティングにシミュレーション,センタースタッフ,消防関係者が夜な夜な集まり協力してきました.

開始前のTEAM TECCMC.


今年のTEAM TECCMCは・・・
 ☆永嶋先生
 ☆前山先生
 ☆藤田看護師
 ☆野村看護師
 ☆中島救急救命士(豊岡市消防本部)
 ☆岡坂救急救命士(豊岡市消防本部)

さて,気になる結果です!

今年も“優勝!” 2連覇達成!!
王者を死守というプレッシャーの中,本当によく頑張りました^^ off the jobもon the jobも,これが但馬,TECCMCですね!
留守番部隊も祝杯をあげま〜〜〜〜〜す.本当におめでとう!



折角なので,優勝記念取り敢えず作ったムービーもアップしてみます.

video















2012年10月5日金曜日

10月5日 院内災害医療講演会

本日は東北大学病院総合地域医療教育支援部/前 石巻赤十字病院 石井正先生をお招きして,院内災害医療講演会を開催いたしました.東日本大震災時における石巻医療圏の災害対応など,大変興味深く,学び多き講演会となりました.現在,当院が取り組んでいる災害マニュアル改訂の方向性が間違っていないこと,そしてさらに何が足りなくて,何をしなければならないかが明確になりました.当院および本地域の災害に対する意識が少しでも向上してくれることを期待しております.





本日は秋晴れ,こんな秋の朝は豊岡名物“霧”が出現します.ドクターヘリ朝の点検時,ヘリポートの真上は霧,でも気温上昇と共にあっという間に晴天が広がります.


そんな霧も晴れ上がらないまでのヘリ要請.ドクターヘリは霧の上へ舞い上がり豊岡盆地を抜けます.まさに雲海!


ちょっと盆地を抜ければそこには霧は存在しません.通常の飛行でミッション遂行です.


機内では岡本先生,清水看護師が墜落外傷に対する現場対応を思案中・・・のはず・・・ヘリ着陸後,ランデブーポイントで救急車とドッキング.覚知同時要請(最大限の効果を得るためには必要かつ当たり前の要請方法)だからこそ,救急車,患者を待たせません.


救急車内で外傷初期診療,FAST negative,頭部,胸部外傷が疑われヘリ機内へ.ヘリ機内で初期輸液開始.ランデブーポイント滞在時間は10分以内,搬送先はもちろんTECCMC.そしてヘリポートからのdirect CT・・・やはり思った通りの外傷が潜んでいました.


本日も日常診療に講演会に夜勤に走り続けるTECCMCでした.


明日はいよいよ大阪千里メディカルラリー.TEAM TECCMCも午後から現地入りのため出発しました.いつも通りの病院前救急診療を行えば結果はついてきます.応援してますよ,頑張って下さい!