2014年4月28日月曜日

4月28日 晴天から雨天へ

春の晴天が続いていましたが,今日の午後から雨天へ・・・春は青空が気持ち良いですよね.天橋立も美しく映えます^^


夜間のドクターカー.ドクターヘリが飛べない時間帯,天候では大活躍です.覚知同時要請のキーワードは「胸痛」.救急車の搬送では覚知から1時間近く当センターまでかかります.ドクターカーは途中ドッキング,しかも覚知同時要請なので医療介入の開始は30分以上の短縮です.12誘導心電図,薬剤投与,エコー検査,病院前指示・・・当センターが唯一の救急受入先といっても良い当地域では有効かつ有益なシステムになっています.

ドクターヘリではさらに広域のエリアをカバーします.意識障害のキーワードで要請です.当センターまでは陸送で1時間以上はかかるでしょう.ヘリ搬送なら10分,医療介入短縮時間は40分以上です.ランデブーポイントでドッキング,すぐに機内収容し離陸です.搬送中の10分でRSIによる気管挿管,胃管挿入など緊急手術の準備も含め治療開始.TECCMC搬入後はヘリポートからのdirect CT,画像が出るとすぐに「緊急穿頭!初療オペ室!!」の指示.CT室から初療手術室へ搬入にそのまま緊急穿頭手術・・・中嶋先生が麻酔担当,脳外科医師とセンター長が術野.数時間後のICUでは意識が戻り抜管された患者さんがいました.まさにTIME is BRAIN. 脳圧の制御は時間との勝負です.ドクターヘリと当センターの診療体制の効果発揮です.


日々,このような病院前診療からの院内診療が展開されています.尚,本文と画像は無関係ですm(_ _)m

センター内では上級医(ここでは永嶋先生)による治療手技の指導.今回は藤崎先生,間先生が頑張っています.何事も経験ですからね^^


新年度が始まって早1ヶ月が経とうとしています.昨年度よりもちょっとだけ背が伸びるよう,背伸びしながら日々の診療を行っております.さて,あと11ヶ月で何センチ伸びるでしょうか??








2014年4月26日土曜日

4月26日 昨日の放送

昨日25日,関西ローカルではありますが,毎日放送の報道番組「VOICE」の中で特集・放送していただきました.取材はドクターヘリ以外にも沢山されましたが,今回はドクターヘリを中心にまとめられていました.当地域の取り組みをちょっとでもお伝えできましたら幸いです.

諸般の事情(単に機材不足・・・)で動画をデジカメで撮影するという姑息的かつ古典的な手法ではありますが,関西以外の皆さまにもお裾分け.音声も画質も悪いですが,お許し下さい.

動画は
 TECCMC FB page: https://www.facebook.com/TECCMC
 TECCMC You Tube: http://youtu.be/hG8IJK78oW4
に張り付けております.

本日から世間はゴールデンウィークだに入られる方もおられるそうです.ケガや病気の無きよう,お楽しみ下さい^^



2014年4月25日金曜日

4月25日 9回目の献花

2005年の列車事故から9年が経ちました.現場は当時のまま保存され,今日も献花台には沢山の花束が供えられていました.日本の災害医療に一石を投じた事案であることに間違いはありません.多くの遺族,負傷者,そして医療を含めた関係者がいまだに何かに苦しんでいます.災害医療は日常の救急診療の延長線上にある,今日という日は我々に出来ること,忘れてはならないことを思い出させてくれる日でもあります.

センター長が当時受けた取材,報道の一部が残っていました.日本の災害現場で初めて行われた本格的なトリアージ.9年で日本の災害医療はどれくらい進化しましたか?



センター内ではトリアージナースの検証会・勉強会を開催しました.生理学的徴候,解剖学的徴候,問診などからのトリアージ,施行者はアンダートリアージではないかと常に考えつつも,しっかりと活用されていることがわかりました.

日常の救急医療から災害医療まで,あらためて考えさせられた1日でした.




2014年4月24日木曜日

4月24日 シップチェンジ

昨日,現在使用しているドクターヘリの機体・JA822Hから初代機体・JA818Hへシップチェンジが行われました.

運航終了後に2機のドクターヘリ.今までは但馬空港で行っていた作業を,今回から当センターのヘリポートで行います.


JA818Hは新たにエンジンフィルターが装着され,砂塵対策・エンジン保護対策が施されています.安全運航にさらなる対応ですね.


格納庫内に2機のドクターヘリを収納し,資機材などなどの入れ替えです.運航スタッフ,フライトナースが中心に作業が進められます.医療機材,薬品などを扱う関係上,病院敷地内で作業が行えるのは安心感があります.やはりドクターヘリ事業は基地病院に格納庫は必要とあらためて実感です.作業に当たったスタッフの皆さま,遅くまでお疲れ様でした.



本日のセンター内は複数件の緊急手術にTAEと,ちょっとした“春の嵐”.スタッフ全員で対応です.基地病院あっての病院前救急医療,足元は常に固めておきましょう!本日もお疲れ様でした.










2014年4月23日水曜日

4月23日 お知らせです

当院、当センターの取り組みを紹介していただけます。

☆ 4月25日金曜日 毎日放送ヴォイス(18時15分〜19時)内の特集で放送.
(大きなニュースが入った場合,翌週に順延の可能性もあります)

お時間のある方は是非!ご感想などもお知らせ下さい。

スタッフもどのような視点で特集されているか楽しみにしています。


2014年4月22日火曜日

4月22日 山頂

こんな3人で飛ぶこともあります.現在までの3人合わせたフライト件数は3500件以上.短期間で濃い密度の経験も大切です.
そんな3人は標高1000m以上の山頂に着陸,現場最先着で活動します.いろんな意味で航空医療の威力発揮.


日中はドクターヘリ出動4件と,比較的穏やかなTECCMCでした.TECCMCに穏やかな時間が流れることは,世間が平和な証拠.良いことです.このまま明日の朝を迎えたいものです.

本日の1枚は24時間勤務明け,duty free中のまえや●先生.学会発表,論文作成のデータ収集,解析中の一コマ.TECCMCの医局員は臨床だけでなく,臨床研究も頑張ります!あっ,まえ●ま先生曰く「睡眠学習中」だそうです.








2014年4月17日木曜日

4月17日 2013年度ドクターヘリ・カースタッフ実績


2013年度のスタッフ出動実績を前山先生がまとめてくれました.

☆ドクターヘリ



first doctorは1年で200件以上の出動をしています.また,second doctorもOJTに十分な実績,出動件数となっています.日本航空医療学会認定指導者に必要な出動実績は90件,TECCMCでは半年でこの数字は十分にクリアできます.しかし,当ドクターヘリでは90件はまだまだまだまだ半人前以下.200件以上の出動,特に現場出動があって初めてfirst doctorへ推薦されます.また,flight nurseは全員累計500件以上の出動を経験,常に2人のflight doctorを相手に活動しています.まさに病院前救急看護のspecialistに成長しています(センター長曰く,「まだまだ背が伸びるよ〜」だそうです).

基地病院の,また医療スタッフの質が担保されてこそのドクターヘリ事業です.この原点を忘れず,本年度もスタッフ一同精進いたします.

☆ドクターカー


現在ドクターカーは主に救急医,救急救命士が出動しています.フライトナースへのステップアップとしてのドクターカーナースもいますが,勤務の関係上毎日は乗車していません.今回はドクターのみの出動件数を供覧します.

ドクターカーはフライトドクターOJT前のOJTとして,若手救急医の登竜門となっています.ドクターカーも指導医クラスは年間100件以上の出動を経験しています.昨年度の冬から乗車し始めた若手の救急医達にとって,病院前救急診療を経験,体験する初めての場として活用されています.

TECCMCは開設からぶれることなく,病院前から退院までの救急診療を実践しています.


さて本日のTECCMCは・・・

フライトメンバーはセンター長,前山先生,濱看護師.暑苦しい"TEAM Ossun's"です.


朝からメディカルラリーの設定のような事案に出動し,ピストン搬送.現場からランデブーへ向かう救急車内でのRSI.重複事案へセンター長だけ支援車で出動し,ここでもヘリでのピストン搬送.そして,特殊治療が必要な緊急度の高い症例でも施設間搬送でピストン搬送.施設間搬送中の重複事案では加古川医療センターのドクターヘリに対応していただきました.ありがとうございました.

本日もドクターヘリを有効に活用することが出来ました.消防の皆さまはじめ,関係者の皆さまに感謝申し上げますm(_ _)m

センター長,前山先生はそのまま夜勤へ・・・明日の朝まで静かな平和な但馬地方でありますように.




2014年4月14日月曜日

4月14日 ミッション

ドクターヘリが出動すれば,その数だけミッションの形式が生まれます.

複数傷病者・閉じ込め事案では現場直近(農道)着陸からの最速医療介入.そして搬送時間,人数を考慮した加古川医療センターのドクターヘリ要請.必要な事案に既存の医療資源を投入すること,そしてその決断に対する関係機関のレスポンスの早さ.これこそが救急医療,チーム医療です.


この事案では松井先生が医療コマンダーとして最後まで現場に残り対応しました.

ドクターヘリのランデブーポイントは様々です.芝生地,土のグラウンド,ヘリポート・・・医療スタッフが現場対応中,住民の方のプチ見学会が行われることもあります.現場とランデブーポイントの位置関係・距離,傷病者の緊急度・重症度,運航の安全などなどの要素を各事案毎に判断し,現場直近着陸かランデブーポイント着陸かなどを瞬時に決めています.このような柔軟な対応が可能なのも,支援していただく消防の理解,住民の方の協力があってこそ.そして何よりも「数は力」「経験は力」ということを益々実感しています.


最近,センター長が1st. doctorとして現1st. doctor達と時々出動しています.たまの指導者チェック^^ コメントを求められ「まあ,さすがうちの1st.達だわ」だそうです.1年に200件以上も現場出動している賜ですが,「でもまだまだ,まだまだ背は伸びる」とどこまでも貪欲なセンター長でした.


本日の北近畿の空と風景.恒例の竹田城跡に立雲峡.まだまだお花見出来ますね^^ 青い空に溶け込み,ピンクの桜に囲まれたJA822Hドクターヘリ.本日もお疲れ様でしたm(_ _)m





2014年4月12日土曜日

4月12日 2013年度ドクターヘリ運航実績

2013年度のドクターヘリ運航実績の一部を供覧いたします.正式な報告は今月末に日本航空医療学会へ報告しますが,まずは取り急ぎのまとめまで.

1)2013年度の出動件数は1422件(3.9件/日)でした.当ドクターヘリは現場対応が主なミッションであり,本来のドクターヘリの目的を果たしていることがうかがいしれます.


2)覚知同時要請率は年々増加しています.2013年度は約88%.消防の皆さまの絶大なる理解と協力の賜です.


3)時間経過は年々短縮され,2013年度の119番覚知からヘリ要請までの平均時間は約5分,またヘリ着陸から離陸までの「現場滞在時間」は平均11分.これは現場投入の多い当事業では特記すべき時間と考察します.その方策として,機内治療の活用があげられるとも考えております.


4)119番覚知からヘリ要請までを覚知同時,覚知非同時に分けてその時間関係を比較しています.覚知同時と非同時では10分以上の開きがあります.医療介入が10分遅くなれば,重症外傷の救命率は10-20%下がると言われています.内因性疾患もまた然りです.


5)2013年度の離陸後キャンセル率は約20%.覚知同時要請の徹底と救急隊の観察能力の向上により,遠慮の無い軽症キャンセルが行われているということです.アンダートリアージ,医療介入の遅延を無くすためにはこれくらいのキャンセル率は必要ということです.


6)府県別,消防別の要請件数です.兵庫県のグラフの横軸は最大が600,他の府県は最大が200と記載スケールが異なります.地域,消防本部別に事情は違います.が,まだまだ掘り起こされるべき事案はありそうです.2014年度も引き続き精進いたします.


7)搬送先は基地病院が70%以上となっています.2013年度もご協力いただきました各病院スタッフの皆さまありがとうございました.2014年度も引き続きよろしくお願い申し上げます.


以上,運航プロセスに関する報告でした.予後改善効果は昨年の学会報告などをご参照下さい.大きな違いはなさそうです(データ処理にもう少し時間を要します).

2014年度も本事業に邁進いたします.引き続きのご理解,ご協力のほどよろしくお願い申し上げます.




4月12日 走れ!

センター長,永嶋先生,米田看護師,野郎3人組でのフライト.たまにはこんな組み合わせもあります.


そんな日に限って要請とダッシュの連続.9件要請,6件ヘリ対応,2件カー対応,1件は重複にてどうしても対応困難でした.申し訳ありませんm(_ _)m 何とか全件応需で地域に貢献したいと思います.今後ともよろしくお願い申し上げます.


呼吸不全,喘息重積発作で切迫する状況,覚知同時要請で現場直近着陸からのダッシュ.最後の上り坂で医療スタッフも息切れ・・・しかし,早期医療介入の効果は絶大!走ったかいがあります.また別事案では痙攣のキーワードで覚知同時要請.現場直近に医療スタッフだけを降ろしてドクターヘリは安全なランデブーポイントで待機.降ろされた医療スタッフはダッシュで現場へ・・・ 外傷事案,心大血管疾患,ショックなどなど今回も消防指令,救急隊の適確な判断により病院前救急診療の効果が発揮されました.

救命救急センターのICU/HCUではVA-ECMO,VV-ECMO,CHDF,HDと1晩で一気に重症度も上がっています.スタッフ一同,頑張って治療に邁進いたします.

ミッション終了後の帰投途中,あまり上空を飛ぶことのない伊根町の「舟屋」が眼下に.少々走り疲れた野郎3人組には癒しの風景でした.








2014年4月11日金曜日

4月11日 気がつけばまだまだ桜

心地良い春の空に今日もドクターヘリは舞い上がります.


ランデブーポイントではまだまだ桜.花びらを飛ばさないよう(?)に離着陸.



佐々木先生が他院へ救急車同乗で搬送中,束の間のお花見(を兼ねた待機).もちろん要請が入ればここから出動です.


ドクターヘリは4件に出動し,比較的穏やかなミッションで終了しています.こんな心地良い春の日くらい,平穏であって欲しいものです^^




2014年4月10日木曜日

4月10日 気がつけば下敷きに!

心地良い日が続きます.センターの搬入件数,外因性の増加など春を感じる今日この頃です.

桜もまだ晴天に映えます.


24時間で13名の救命救急センター入院を受けた永嶋先生は,本日も未明から心カテ,2例の胸部刺創対応,ICU/HCU申し送りにフル稼動でした.気がつけばTECCMC満床になっておりました・・・

ドクターヘリ,ドクターカーの有効性は現場からの早期医療介入にあります.ドクターヘリは安全さえ担保されれば現場直近着陸が最速の医療介入につながります.当ドクターヘリはキーワード方式による覚知同時要請が原則,よって現場直近着陸も選択肢にあがってきます.

人が活動的になるこの時期,不慮の事故で気がつけば何かの下敷きになっていることも・・・ドクターヘリは農道に着陸,フライトドクターとフライトナースは資機材を担いで現場までダッシュです.トラクターの下敷きになってしまった傷病者に現場からの外傷初期診療開始.消防と協働し救助と医療の同時進行です.



昨年度のドクターヘリ,ドクターカー事業のデータ集計,解析中です.まとまり次第ご報告いたします.本日もお疲れ様でした.




2014年4月9日水曜日

4月9日 気がつけばVT!

朝は但馬名物の濃霧でドクターヘリは基地病院から離陸不可・・・要請に応えられず申し訳ありません.こんな時にかぎってドクターカーも重複要請.年に数回の事ですが,どうあがいても自然には勝てない時があります.

気温の上昇とともに霧も消え,あっという間の晴天!心おきなく運航開始です.ランデブーポイント上空,周辺と穏やかな春の陽気^^ (画像と事案は無関係です)



救急車を待つフライトドクター,ナースも心地よさそう.束の間の休息.


そんなある春の日,自宅内で転倒という一般負傷で救急車が出動です.意識あり,キーワードに引っかかるものは何一つありません.救急隊は現着し,傷病者を観察します.意識清明冷感・湿潤あり!モニターを装着すると“VT”!脈ありのVTですが網状チアノーゼも著明です.隊長は迷わず「ドクターヘリ要請!!」 ランデブーポイントにてドッキング.不安定な状態は一目瞭然.薬剤投与にカルディオバージョン・・・次の瞬間にsinusへ.皮膚の色もピンクに変わってきました.ST低下の原因検索と治療のためにヘリ搬送です.救急隊の判断と早期医療介入が著効した事案でした.

日没間際.JA822Hを格納庫へ.本日もお疲れ様でした.平和な夜でありますように.





2014年4月7日月曜日

4月7日 Welcome to TECCMC

本日はTECCMCの歓迎会です.医局,看護部,消防,運航会社,カードライバーなど多職種が集まり大騒ぎ〜^^

2014年度の但馬救命救急センターの幹部です.看護部がちょっと新体制になりますが,さらに発展しそうな布陣です.


年度初めはお互いに顔と名前が一致しませんが,そのうちに良い感じで交わっていきます.会の最後はいつもの集合写真.今年度もTECCMCをあらためてよろしくお願い申し上げます.







2014年4月6日日曜日

4月6日 コラボレーション

朝から雨だったり晴れたりと不安定な天候です.今年度初めての週末,ドクターヘリ要請は12件,ヘリ対応7件,天候不良や重複でのカー対応5件と何とか全ての事案に対応出来ました.支援に走り回っていただいた支援隊,ヘリ・カーミッションの調整を随時行っていただいた指令課,現場でコラボさせていただいた救急隊の皆さまのご協力のお陰でありますm(_ _)m 


そんな嵐のような1日でも,春の日に違いありません.本日の天空写真は竹田城の桜(上),久松山と鳥取の街(下).矢印のところが久松山の桜の名所です.皆さま,まだまだ散っていませんから,是非お出掛けください^^ 


複数傷病者事案では加古川医療センター・兵庫県ドクターヘリとの初コラボレーションでした.当センターに覚知同時でヘリ要請,飛行中の情報から2機での迅速な対応が必要と判断し加古川医療センターへ消防からヘリ要請をかけてもらいました.ランデブーポイントに傷病者を集め,ドクターヘリの2機着陸,計4名のフライトドクターと2名のフライトナース.「赤」の傷病者を2機のドクターヘリでTECCMCへ搬送,当ドクターヘリはホットローディングで残りの2名のピストン搬送,全員TECCMCへ速やかに搬入されました.


当センターヘリポートへ初めて着陸した兵庫県ドクターヘリ.同じヒラタ学園さんの運航,同じ運航スタッフ,同じ機体,さて,違いがわかりますか? 今後もこのような患者さんにとって有益なコラボレーションがどんどん行われることでしょう.迅速かつ弾力的な対応,ありがとうございました.今後ともよろしくお願い申し上げます.


ヘリ,カーでの搬入後は緊急手術,緊急処置などなどが初療で行われます.救急医歴2年目の間先生もセンター長の指導下で難なく治療を進めます.そして,新年度はナースの初療研修もスタートします.ドクターもナースも日々ステップアップに精進してくださいね^^









2014年4月4日金曜日

4月4日 春の嵐

昨日までの晴天と打って変わり,朝から雨・・・しかも嵐のような・・・夕方にはみぞれも混じってちょっと冬に逆戻りの春の日でした.

でも上空から見る「日本のマチュピチュ・竹田城」の桜はしっかりと春を表現してました.


センター内は消防幹部の皆さまがご挨拶に来られたり,大学教授の訪問があったり,医学生の見学が絶えなかったりと,いつもの時間が流れています.あら,ここには医学生君に指導する間先生の姿も.絶え間ない患者搬入と質の高い救急診療.この世界の楽しさと難しさを伝えられましたか^^??


夜勤中,患者搬入も一段落.ドクターカー資機材の点検整備に向かう藤原先生.今の小学生でもこんなことしないでしょっ!って突っ込まれても・・・トーマスバックを2つも担げる幸せの笑顔でした.


春の嵐の中でもドクターヘリは6件応需.いつも通りに良い働きをしました.最終外傷事案では久しぶりにセンター長が現場にドロップ.TECCMCに向かうJA822Hを動画で撮影です.はい,これにて本日のドクターヘリミッション終了.あとはドクターカーに任せましょう.


寒暖の差が激しい今日この頃,どうぞ皆さまご自愛下さい.