2014年7月15日火曜日

7月15日 ドクターヘリ症例検討会

本日は第4回目のドクターヘリ消防本部別症例検討会です.今回お邪魔したのは京都府にある京丹後市消防本部.TECCMCからクルマで50分の本部です.但馬でいえば南但消防本部,美方広域消防本部と距離は変わりません.TECCMCからはセンター長,岡先生,ドクターヘリ担当事務職員,フライトナース4名の参加,消防も当務,明け含め多数の方にお集まりいただきました.

検討会では通常通りに,
・ドクターヘリ要請件数
・特に死亡,重症におけるドクターヘリ未要請事案件数
・未要請事案の詳細
・未要請の理由
・その妥当性,予後
などをまず討論し,結果的にはアンダートリアージ事案が発生していること,予後を含めた詳細な検討,検証が今後も必要であること,何がネックになっているかなど消防本部別だからこそ協議できる内容が多々ありました


本署,分署からの事例報告は,
・現場救助支援か,ランデブーポイントでのヘリ支援か,どちらを優先?

・搬送優先か,現場で少々待ってもフライトドクターの現場投入を待つか?
・救急隊のみのヘリ支援の事案では,ランデブーポイントの設定はどうするか?
・多数傷病者事案での消防内,ヘリスタッフなどの連携,情報共有はどうすれば良いか?
・搬送先の選定は?
などなど,有益な質問をいただき回答いたしました.

また,京都府下の「傷病者の搬送および受入に関する実施基準(webからダウンロード可能です.一般公開されています)」を再確認,搬送先の選定基準などの情報も共有しました.観察,評価の結果,傷病者にとってBESTな医療を提供するシステムに「府外搬送」「ドクターヘリの活用」を再確認しております.


京丹後市本部は豊岡市に隣接する地域です.傷病者の予後改善,後遺症軽減を第一とした病院選定が求められます.今後も行政の枠を取っ払った良い協力関係を構築出来ればと思います.2時間以上にわたる熱心な検討会を開催していただき感謝申し上げます.今後ともよろしくお願い申し上げます.

センターは今日も通常通り,ドクターヘリは外因性事案に出動を繰り返しました.現場投入あり,ホットローディング有り,効率よく有効に活用されました.

走れ〜,マエヤマ君!

NOW AIR BORN!

初療まで約1分,direct trauma Cへ.

本日もお疲れ様でした.