2014年11月15日土曜日

11月15日 第21回日本航空医療学会

本日15日は「第21回日本航空医療学会学術集会」が大阪で開催されました.


TECCMCからは12名が座長,発表で参加しました.
センター長
 委員会,評議員会
 シンポジウム座長
 シンポジウム発表:地域に根差したドクターヘリ運用の方策
岡先生
 シンポジウム発表:Chain of Trauma Survivalの先頭に立つドクターヘリ
前山先生
 パネルディスカッション発表:ドクターヘリから始めるintensive careの有効性
中嶋先生
 一般演題:ドクターヘリの補完にドクターカーは必要か
菊川先生
 一般演題:スキー場事案の特徴とドクターヘリの有効性
間先生
 一般演題:ドクターヘリが現場直近着陸を判断する基準は?
藤原先生
 一般演題:院外心肺停止患者におけるドクターヘリの有効性
濱看護師
 評議員会
 フライトナースワークショップ座長
藤巻看護師
 フライトナースワークショップ発表:職種が求めるフライトナースの役割を踏まえた教育の必要性
福本看護師
 一般演題:現場滞在時間短縮につながるフライトナースの資質に関する考察
米田看護師
 ポスター:ローター回転中のヘリポートでの患者引き継ぎ時の役割の認識
清水看護師
 動画ポスター:公立豊岡病院ドクターヘリの取り組みと実際

全ての発表は出動データに基づき,解析を行って結果を出しています.時間を意識した運航,活動,他職種連携があってはじめて有効性が発揮されることを証明しました.12名という人数で1つの学会に参加したのは初めてですが,やってきたこと,その成果をきちんとまとめられたことは施設および地域の財産です.忙しい留守を守ってくれたスタッフにも感謝です.

学会終了時に参加した全員(中嶋先生不在,代わりに2期生・卒業生の長嶺先生を交えて)でお疲れ様の記念撮影.良い発表を終えて,笑顔.


はい,他の記録も.座長の大役を果たした濱看護師のアップ.少々お疲れでしたが^^;


11演題の予演を全て行うだけでも大変ですが,そんな時に限って初療,ICUが大賑わい.緊急手術も重なったりで,救命医局は連日合宿状態でした.医局員の今年の学術活動はこれで一段落.皆さん,お疲れでした!