2015年1月12日月曜日

1月12日 Double DCS

TECCMCでは病院前救急診療から根治的治療,集中治療を一貫して提供しています.佐々木先生,山本先生の同級生コンビでのIVR.番匠谷先生が指導者です.次の世代へ当センターの治療手技が伝わります.


外傷事案,ドクターヘリ同時要請で離陸します.


複数傷病者の情報から現場直近着陸,ダッシュでの現場投入です.トリアージ「赤」2名!ショック患者を優先ヘリ搬送し,残り1名はヘリのピストン搬送で対応です.


病院前ショックモード立ち上げ指示で初療室は2部屋の手術室へと変貌です.ピストン搬送で順次搬入される重症外傷事案.各々の蘇生担当は前山先生,杉野先生.緊急手術の麻酔を担当しながら全身状態を立ち上げます.


重症骨盤骨折に対する後腹膜パッキング,創外固定,腎損傷に対する腎摘+ガーゼパッキング.門馬先生,岡先生のダブル術者にセンター長がそれぞれの前立ちで対応します.搬入から30分,止血完了,明日のsecond look operationに向けてICUへ入室です.


ドクターヘリによる早期からの外傷診療開始と早期搬送,基地病院であるTECCMCの外傷チーム医療の提供が2つの命を同時に救い上げます.

そんな熱き1日,雪のグラウンドには「TECCMC」^^